かもめメンタルクリニック関内馬車道心療内科

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精神交互作用

森田療法

わたしたちの感覚というものはそこに意識を向けると鋭く感じられるし、ほかのことに夢中になっているとさほど感じられなくなる。たとえば、外出前にトイレは大丈夫かなと意識すると、今まで何ともなかったのに途端に尿意を催してくる。また、玄関を出るときに躓いたが、時間がないのでそのまま家を出て、駅について靴を脱いで親指のけがを見たら、急に痛みを感じてくる。

体の症状についても同じことがいえる。頭痛、動悸、胃もたれといった症状はだれにでも起こりうるものだが、普段、あまり気に留めていないので、いつの間にか消えてそれで問題がない。ところが神経質な人は何か病気があるのではないかと不安な注意を向けるから症状が強く感じられ、また注意を固着させるといった、注意と病感の悪循環に陥る。森田はこのことを精神交互作用と呼び、神経症が発展するからくりと考えた。

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