かもめメンタルクリニック関内馬車道心療内科

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破瓜型統合失調症

統合失調症

「破瓜」と書いて「はか」と読む。「破瓜」自体は精神医学用語ではなく、一般用語である。「瓜」の字を二分すると「八」の字が二つできることから、8+8で女性の16歳、8×8で男性の64歳を表す。最初の性行為で処女膜が破れるという意味もある。
破瓜型統合失調症の破瓜は思春期に好発することを意味する。
破瓜型統合失調症は解体型統合失調症ともいう。

破瓜型統合失調症は、感情と意欲の障害、思考障害が顕著である。幻覚と妄想は存在するにしても、ふつう顕著ではない。欲動と決断力が失われ、目標が放棄されるため、患者の行動は目標のない動機を欠いた独特なものとなる。宗教、哲学、ほかの抽象的な主題に表面的、衒奇的に没頭していて、患者の思考の流れを追うことが聞き手にとってひどく困難になることがある。

感情の変化が顕著であり、妄想や幻覚は一時的、断片的で、行動は一般に無責任で予測しがたく、わざとらしい。気分は浅薄で不適切であり、くすくす笑いや自己満足的、自己陶酔的な笑い、高慢な態度、しかめ顔、わざとらしさ、わるふざけ、心気的な訴え、同じ言葉の繰り返しなどを伴っている。思考は解体しており、会話は一貫性を欠き、まとまりがない。行動は目的と感情を伴わないように見える。

通常15歳から25歳までの間に発病し、陰性症状、とりわけ感情の平板化と意欲低下の急速な進行のため、予後不良となりがちである。

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