かもめメンタルクリニック関内馬車道心療内科

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抗酒薬

アルコール依存症治療薬

抗酒薬はアルコール依存症の治療薬である。
抗酒薬は従来から用いられており、国内ではジスルフィラム(商品名:ノックビン)とシアナミド(商品名:シアナマイド)が利用できる。これらの薬はアルデヒド脱水素酵素(ALDH)を阻害するので、抗酒薬を服用中に飲酒した場合、血中アセトアルデヒド濃度が上昇し、悪心・嘔吐、頭痛、動悸、顔面紅潮、呼吸困難などのアセトアルデヒドによる不快な反応を引き起こす。よって抗酒薬を服用していれば、生活の中で飲酒をしたくなるような出来事があった場合にも「飲んでも気持ち悪くなるからやめよう」と考え、心理的に飲酒を断念しやすくなるという効果がある。

ジスルフィラムは100-300mg、シアナミドは5-20mlを通常1日1回服用する。シアナミドの方がジスルフィラムに比べて速効性だが、効果の持続も短いことが知られている。主な副作用としては、アレルギーによる皮疹・肝障害が起こる可能性があるため、特に服用の初期には血液検査などを行うことが望ましいとされている。また重症の肝硬変や心・呼吸器疾患が合併する場合は使用できない。

ジスルフィラム(商品名:ノックビン)
シアナミド(商品名:シアナマイド)

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